タレント優香(31)がTBS系情報番組「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)を3月末で降板することが23日、分かった。31日の生放送で、9年間担当した同番組の卒業を表明する。関係者によると、昨年12月に優香側からTBSに降板の意向を伝えたという。

 田中律子、さとう玉緒に続く3代目女性司会者として起用され、現在コンビを組む俳優谷原章介(39)と癒やし系司会として好評だった。抱えていたレギュラー番組5本中、長く担当してきた「グータンヌーボ」(フジテレビ)の3月終了も決まっており、レギュラーが3本に減ることになる。

 理由はタレント業から女優業に軸を移したいという本人の希望だった。きっかけは昨年の東日本大震災。今月上旬、被災地の福島県いわき市を映画のPRで訪れた際「震災で日々どうなるか分からなくなった。自分を大切にしようと思った。デビューして15年、意思を持ってやることがなかった。やりたいことを『いつかやれればいい』という感覚がなくなった。やりたいことはお芝居、舞台です」と熱い思いを語っていた。関係者によると「王様-」は長時間の生番組ということもあり「時間の縛りも大きく、他の活動が思うように出来なくなっていたのでは」と説明した。

 一部で降板の要因と報道された、ロックバンド、the

 pillowsのボーカル山中さわお(43)との交際、結婚について所属事務所は否定。ほかの交際中の男性もいないという。