KAT-TUNが22日、元メンバーの赤西仁(27)が女優黒木メイサ(23)と電撃結婚したことについて、初めて言及した。全国ツアーの一環となる東京ドーム3日間連続公演の最終日を迎え、公演前に会見。亀梨和也(26)は「ビックリしなかったです。あ~、次はこれかと。留学の時が一番ビックリしたし。世の中で一番驚いていない5人だと思います」。所属のジャニーズ事務所にも事後報告の電撃結婚だったが、全員が報道で初めて知ったという。

 赤西は06年に米国留学し、半年間芸能活動を中止。一昨年はソロ活動するためにKAT-TUNの全国ツアーは参加せず、その後グループに合流することなく、脱退が決定した。

 やりたいことを貫くたびにグループに迷惑をかけてきた赤西だが、メンバーはその不器用な性格を理解。田中聖(26)は「(グループを)抜ける段階でも話がなかったし、前も米国へ行くと決まってから、教えてくれる連絡があっただけ。(今回も)うまくできないのは彼の性格」とフォロー。「今後、大人としての責任がもっと増える。彼の一番苦手なところだけど、社会人として最低限のルールを守って、責任を持って。1人の問題じゃない」と提言した。

 赤西が結婚の事後報告を理由にジャニーズ事務所から「全国ツアー中止」「主演ドラマ降板」などの厳罰を処せられたことについても、亀梨は「そうなんだ」と淡々と受け止めたといい、「人としては(結婚は)おめでたいことだし、普通におめでとうと言いたい」。田中は「KAT-TUNとしては前を向いているので、KAT-TUNだった赤西について言われるのは、ちょっと違うなって気がする」と本音を漏らした。