俳優高嶋政伸(45)と妻でモデルの美元(みをん=32)が1日、東京家庭裁判所で行われた離婚裁判にそろって出廷した。原告の高嶋は、美元の度重なるストーカー行為や高額の生活費の要求など特殊性を暴露。愛情は一切なく、「芸能生活をなげうってでも離婚したい」と訴えた。一方、被告の美元は「今日も会えてうれしい」と高嶋への思いを口にし、高嶋が睡眠薬を常用しており、記憶違いや誤解があると指摘。その上で離婚の意思がないことを強調した。次回は7月27日に弁論が行われる。<高嶋政伸vs美元の離婚問題経過>◆08年4月16日

 帝国ホテルで結婚を発表。「この人を逃すと僕の幸せはない」(高嶋)「私の分身と思うくらい」(美元)。◆同8月31日

 同所で結婚式を挙げる。◆同9月8日

 婚姻届を提出。◆同12月29日

 香港でうちわだけの披露宴を開催。◆09年8月

 美元が翌10年3月まで海外旅行。◆10年5月17日

 生活費のことで口論。◆同8月

 高嶋が都内の自宅を出て別居。◆同9月

 高嶋が東京家庭裁判所に離婚調停を申し立てた。結果は不調。◆11年3月

 高嶋が東京家庭裁判所に裁判を申し立てる。◆同5月

 美元も自宅マンションから引っ越す。◆同13日

 高嶋が文書で、離婚を求めて裁判に入り、係争中だと発表。性格の不一致、考え方(生活感、仕事観)の相違が離婚を決意した理由だと説明。◆同14日

 美元がブログで、「高嶋裕子(美元)」の名で「夫婦関係の修復を目指し、協議させていただいている状況」とつづり、離婚拒否の意思を発表。◆12年3月

 ユーチューブに2人の口論とされる音声が流出する。◆同5月13日

 美元がテレビ番組で「夫を本当に愛しているし、彼もまだ愛してくれていると思う」とコメント。◆同6月1日

 東京家庭裁判所で行われた離婚裁判にそろって出廷。