吉田拓郎(66)が今日27日放送のニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」(午後10時)の中で、3年ぶりとなるライブに向けた意気込みを語る。首都圏に限る形で開催することは6月に発表されたが、詳細が決まった。10月22日に東京国際フォーラム、同25日に大宮ソニックシティ、同29日にパシフィコ横浜、11月6日に東京・NHKホールで行う。

 拓郎にとってはリベンジのライブとなる。07年に慢性気管支炎と胸膜症のためツアーを途中で中止。09年にも人生最後と決めたツアー中に慢性気管支炎の悪化で大阪公演直前に中止した苦い記憶がある。翌10年と11年にもライブ開催を検討したが、関係者によると、また体調不良で中止にしてしまうのではという不安が完全に拭いきれず、踏み切れなかったという。今年6月に3年ぶりの新アルバム「午後の天気」を発表したこともあり、ライブ開催を決意した。首都圏に限定したが、関係者は「健康面を考えた。近場でも4会場でやることで胸のつかえ、不安が取れるのでは。今回は達成することが大事」と話した。吉田も「俺は安心してるよ。近いし、日帰りコースだから大丈夫」と話している。