東方神起が来年春、韓国アーティストとして初の5大ドームツアーを開催することが20日、分かった。来年4月27日のさいたまスーパーアリーナ公演を行った後、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の全国5大ドームツアーに突入する。

 05年の日本デビューから8年。ついに2人が目標としていた5大ドームを制覇する。チャンミン(24)は「デビューしてからずっと夢だった5大ドームツアーが決定して、とてもうれしい。今も夢みたいです」。ユンホ(26)も「応援していただいている方々のおかげです。かっこいいパフォーマンスはもちろん、いい曲を皆さんにお届けできるように準備していきたいと思っています」とコメントした。

 5大ドーム公演への地ならしは今年できていた。1月から3年ぶりの全国ツアーを開催。2年9カ月ぶりの東京ドーム、初の大阪・京セラドーム各3公演を含む26公演を成功させ、グループ過去最大の55万人を動員した。韓国アーティストが次々に日本デビューする中、パイオニアの存在感を示した。来年は5大ドームの複数公演で、今年のツアー動員記録を更新することになりそうだ。

 今年下半期は韓国での活動が中心で、9月末には約1年半ぶりにアルバム「CATCH

 ME」を発表。韓国の10月月間アルバム売り上げで1位に輝き、17日からは初の世界ツアーをスタートさせた。ソロでも、ユンホは上演中のミュージカル「光化門恋歌」(大阪・新歌舞伎座)に出演。チャンミンも公開中の映画「黄金を抱いて翔べ」に主要キャストとして日本で俳優デビューを果たした。

 東方神起にとって来年はデビュー10周年。5大ドームツアーで、日本の音楽界に確かな足跡を刻む。