嵐が14日、全国5大ドームツアー東京公演を東京ドームで行った。オリジナルアルバム「Popcorn」を引っ提げてのツアーで、この日は同所4日間公演の2日目。冒頭では、5人とも色彩鮮やかな衣装で登場した。「はじけて行こうぜ!」。二宮和也(29)の呼び掛けに、約5万5000人がピンクのペンライトを大きく振って応えた。

 今年は例年以上にファンと過ごした1年だった。相葉雅紀(29)は今年を漢字で表すと「一緒」と答えた。「ファンのみんなともメンバーとも一緒にいられた時間が多かったからね」。言葉通り、今年のイベント、ライブの総動員数は、嵐史上最多の116万6500人。嵐として過去最多の86万人(10年)を大きく上回った。

 ファンとの触れ合いは、スケールアップし続けている。ドーム公演でのウオータースクリーン使用は日本初。大野智(32)が振り付けを6曲担当した。松本潤(29)は「自分たち発信で楽しめるものを作れた」と手応えを感じている。

 NHK紅白歌合戦では3年連続で司会を担当。今後も大きな仕事が続く。櫻井翔(30)は「何か新しいことができたら」とサプライズを予告。年末まで全速力で駆け抜ける。