嵐の櫻井翔(31)が4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「家族ゲーム」(水曜午後10時)に主演することが28日、分かった。変わり者の家庭教師が落ちこぼれ中学生と、問題を抱えたその家族を更生していく物語。83年に松田優作の主演で映画化、ドラマでは長渕剛(83、84年)鹿賀丈史(82年)が演じた規格外の家庭教師役に櫻井が挑む。

 これまでの作品では、受験戦争がメーンテーマだったが、今回はその他のテーマも加え、新たな「家族ゲーム」を目指すという。

 中学、高校と家庭教師に勉強を教わったという櫻井は「2人っきり。その独特の緊張感と信頼感は今も忘れることが出来ません。当時の記憶を作品に反映できたら」とコメント。爽やかで優しいイメージと真逆な役柄だが、「今までにない一面をお見せできるのではと今からワクワク」と意気込んでいる。

 同局の水曜午後10時からは現在バラエティー番組「ピカルの定理」を放送中だが、かつては「お水の花道」や「ショムニ」など濃いキャラクターが登場するヒットドラマを生み出した枠。名作リメーク+櫻井主演で勝負するドラマ枠復活第1弾に局内では、ヒットの期待が高まっている。