女優武井咲(19)が初のお天気キャスター役に挑戦する。テレビ朝日系ドラマ「お天気お姉さん」(4月スタート、金曜午後11時15分)で、博識な気象予報士を演じる。

 朝の情報番組で予想的中率の高いお天気キャスターとして知られるが、実は笑わず無愛想で、ネット上で「爆弾低気圧女」と呼ばれる性格の持ち主。その一方で、地質学や天文学といった幅広い知識を生かし、関ジャニ∞大倉忠義(27)演じる新人刑事、佐々木蔵之介(45)演じる監察医と組んで、難事件を解決していく。「お天気ミステリー」とも呼べる異色の内容だ。

 注目は武井、大倉の初タッグ。武井は「中学生のころ、関ジャニ∞では大倉さんがタイプだったので、実は共演できてうれしいんです!」と大胆告白。笑わない役だが、心の中はウキウキのはずだ。大倉も「役柄と違い、実際は明るい女性だったので、収録が楽しみです。普段は怖い人じゃなくて安心しました」とすっかり「相思相愛」の様子だ。

 若手2人をサポートするベテラン佐々木は「お天気で装いも気分も行動も変わります。僕たちは、1時間後、1週間後の天気も気になります。確実に春はすぐそこに来ています。そんな温かいドラマにしたいです」。テーマである天気に引っかけてドラマをアピールした。

 [2013年2月27日6時55分

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