ファンキーモンキーベイビーズが2日夜、東京ドームでラストライブを行い、解散した。前日1日を含め、2日間連続で行われた解散公演は計10万人を動員した。

 音楽評論家富沢一誠氏の話

 ヒップホップユニットが大勢いる中、ファンモンの楽曲は、どの世代にも分かりやすいのが特徴です。詞は、自分たちの喜怒哀楽を自分たちの言葉で素直に表現している。メロディーも叙情的で、聴きやすさがあります。シングルはオリコンランキング4位が最高位。逆にアルバムはロングセールスを続ける。アーティスト本人よりも、歌でジワジワと人気をつかんだのは、井上陽水と同じパターン。幅広い年齢層からの共感度が高く、解散後も楽曲は色あせないと思います。