ジャニーズの人気タレント26人以上が出演する「ジャニーズ・フィルム・フェスタ

 2013」が今夏、東京ドームシティホールで開催されることが28日、分かった。上映作品はTOKIO城島茂(42)がナビゲーターを務めるブラックコメディー。オリジナル脚本で全編撮り下ろしの新作として上映される。8月1日から9月1日までの1カ月間、1日3回上映する。グループを超えた対談などスペシャル企画も盛り込まれる。

 夏の風物詩が帰ってくる。「ジャニーズ・フィルム・フェスタ」の初開催は04年。その後も06年まで東京グローブ座で開催され、プロモーションビデオやタレントの対談映像が上映された。7年ぶりのフェスタは内容を一新してバージョンアップされる。上映時間は約2時間で料金は1500円。全編撮り下ろしのジャニーズ製作映画だ。

 作品は城島の悩みから始まった。ジャニーズ事務所入所以来、「若い後輩がどんどんデビューして、若い子に忘れられてきているのでは」という悩みを抱えてきたという。それを聞いたスタッフがこれを題材にした映像制作を提案すると、城島もノリノリで構想や脚本作りに参加。本編ではナビゲーターを務める。

 作品は、城島から「ジャニーズ事務所のライセンスはデビュー5年で切れる」と告げられたHey!Say!JUMPが、城島の引率で架空の島、ライセンス島を訪問。第一線で活躍するジャニーズの先輩から学んでいく姿をブラックコメディーとして描く。

 目玉は26人以上に及ぶ豪華出演者だ。ライセンス島で行われるスペシャル対談コーナーは、テレビMC、映画俳優、舞台俳優、ミュージシャンの4パターンに分けて実施。JUMPメンバーと城島が真剣に耳を傾ける中、テレビMC編はTOKIO国分太一、V6井ノ原快彦、嵐の櫻井翔、KAT-TUN亀梨和也の4人が対談。映画俳優編はV6岡田准一、嵐の二宮和也や生田斗真が対談する。嵐の大野智が教授で関ジャニ∞安田章大が助教授を務める絵描きコーナーもある。タレントたちのこだわりなどが明かされる。

 城島は「構想27年。僕だから、いや、40代ジャニーズアイドルだからこそ考えられるシナリオがここにありました。総勢26人を超えるジャニーズメンバーを巻き込んでの、一世一代の悪だくみ(笑い)。この夏、ぜひ楽しみに待っていてください!!」と話している。

 ◆あらすじ

 「若い後輩がたくさんデビューして、若い子らにオレは忘れられてきているのではないか」と真剣に悩む城島茂は映画監督を目指した時に書いた脚本を取り出した。後輩が続々とデビューして人気が高まることを防ぐため、ジャニーズ事務所のグループライセンスはデビュー5年で失効してしまい、引退へ追い込まれるという恐ろしい内容のものだった。悪だくみを決心をした城島はデビュー5年のJUMPの元へ行き、失効の事実を告げる。城島は焦るJUMPを引率し、更新のための試練を受けさせようと、ライセンス島に向かう。

 ◆「ジャニーズ・フィルム・フェスタ

 2013」本編出演者

 ナビゲーターはTOKIO城島茂。出演は少年隊の東山紀之、TOKIOの国分太一、長瀬智也、KinKi

 Kids堂本光一、V6の坂本昌行、井ノ原快彦、岡田准一、嵐の大野智、櫻井翔、二宮和也、タッキー&翼の滝沢秀明、生田斗真、関ジャニ∞の大倉忠義、錦戸亮、安田章大、KAT-TUN亀梨和也、Hey!Say!JUMPの山田涼介、知念侑李、中島裕翔、岡本圭人、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太。