NEWSが7日、結成10周年記念公演を東京ドームで行った。同所公演は3年ぶりで、4人になってからは初めて。ファンに感謝を込めて、ライブ&イベント形式で構成した。メンバーの幼少期からの写真をスライド上映。メンバーはデビュー会見時の衣装を着用して、観客を楽しませた。

 記念日を祝おうと集まった観客は約6万5000人。通常は、メーンステージが設置されて入れないバックスクリーン付近のスタンド席やアリーナ部分まで、客席を広げてあり、加藤シゲアキ(26)は「そんなに入るんだ~」と驚嘆した。

 結成時は9人。元メンバーの飲酒騒動などでの一時活動休止やメンバーの脱退など、数々の壁を乗り越えてきた。手越祐也(25)は「なくなってもおかしくなかったグループでした」。増田貴久(27)は「去年は東京ドームにもう立てないのかなと思って、すごく悔しかった」と涙ながらに振り返った。ファンの歓声と拍手を受け、最後は小山慶一郎(29)が「最高の10周年でした」と笑顔で締めくくった。