シンガー・ソングライター絢香(25)が14日、「キットカット40周年記念

 絢香プレミアムライブ」を都内で行った。ネスレ「キットカット」日本発売40周年キャンペーンのために書き下ろした新曲「ありがとうの輪」など3曲を披露。「ありがとう」の大切さをファン100人と共有した。

 絢香が感謝の気持ちを込め、新曲「ありがとうの輪」を歌った。<歌詞>ありがとう

 ありがとう

 ちゃんと伝わるかな

 その笑顏が勇気になる

 ありがとう

 ありがとう

 この言葉一つで

 光がつながっていくよ

 「ありがとう」の素晴らしさを表現した歌詞に、ファンは聞き入った。絢香は、「絢香!

 コール」を浴びながら、「『ありがとう』のひと言で曲を書くの初めてだったのですごく悩みました。一番近くにいる人ほど『ありがとう』と照れくさくて言えない。それを忘れないきっかけになる曲になったら」と話した。

 この日のライブには、「ありがとう」を伝えたい相手とペアで50組100人が招待された。「今日にぴったりなんじゃないかなと思う曲を用意してきました」と、絢香は荒井由実「やさしさに包まれたなら」と小田和正「たしかなこと」のカバー曲も歌った。ステージと最前列のファンとの距離はわずか2メートル。絢香と来場者が一体化した特別なライブとなり、「近い!

 この距離感で歌うのはすごく久しぶり。すてきなイベントだなと」と絢香自身も感動していた。

 さらに会場のファンがつづった「ありがとう」を伝えるメッセージに目を通し、「新曲が5曲書けそうなくらいです」と、多くの感動的エピソードに目を丸くした。テレビCM初出演となったキットカットのCMでも、「ありがとう」を全身で表現している。「『ありがとう』は、言っても言われても優しい気持ちになれる。母にはなかなか言えないですけど、大事にしていかないといけない(笑い)。今日はほんまにありがとう!」と、最後は大阪出身の絢香らしく締めくくった。