元ビートルズで80年に射殺されたジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんとの確執で知られるポール・マッカートニー(71)が、米ローリングストーン誌のインタビューで、オノさんと和解していることを明かした。「時間は、偉大な癒やし手だ。『ジョンが彼女を愛したなら、何か特別なことがあるに違いない』と思ったのさ。彼はバカじゃないからね」。

 01年、レノンの追悼イベントを欠席した理由について、ポールは「ヨーコが、ビートルズのアルバム『アンソロジー』の曲のクレジットを、『ポール・マッカートニー&ジョン・レノン』にすることを拒否したため、彼女に会うことは困難だった」と公言し、ヨーコさんとの確執が浮上した。

 一方で、今回のインタビューでは、曲作りの過程で今もなお、パートナーだったレノンが目の前にいるかのように、会話することもあることを告白している。また、レノンを射殺した犯人については「許せない。他のほとんどの人たちを許すことが出来ても、彼を許す理由は見つからない」と語っている。