プロデュースするスタジオの閉鎖をめぐり女性オーナーとのトラブルが報じられた「カーヴィーダンス」考案者でトレーナー樫木裕実(50)が10月31日、日本テレビ系「ミヤネ屋」の電話取材に対し、オーナーとの間に、経営をめぐる意見対立があったことを明かした。

 10月18日にオーナーから一方的に、12月9日付での閉鎖通知が来たといい、真意が分からないと強調した。樫木は「オーナーと話ができていない状態で、本当の真意を私も知らない状態なんです」と説明。8月ごろから会えない状態が続いているとした。

 10月29日発売の女性誌がオーナーとのトラブルで東京・中目黒のスタジオ「カーヴィーグランド」が閉鎖されると報じた。スタッフ50人や生徒を残して去ろうとしていると報じられたが、樫木はブログで「事実無根。大切な会員様を残して逃げも隠れもしません」と否定した。

 樫木は同番組で「意見の相違はいっぱいありました」と認めた。スタジオ内のキッチンにスタッフが多数いたことに対して「何でこんなにいっぱい入れないとダメなんですか?」と意見して、オーナーから「必要なんです」と反論されたこともあったという。「採算がとれなくなると危機を感じていたので、何度もオーナーに口うるさいことを言っちゃったのは確か。でも、それはスタジオを存続するために言っていたこと」と強調した。

 この日、知人のタレント神田うの(38)がフジテレビ系「ノンストップ!」に生出演して擁護した。一部でダンス関連書籍の売り上げが累計460万部超を記録したと報じられたが「(書籍印税などは)一切、先生の手元には来てません。(以前在籍した)スタジオでは給料制の契約だったので、本の収入はないんです」と説明した。