英歌手ポール・マッカートニー(71)が今日11日、来日公演「アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー」を京セラドーム大阪からスタートさせる。前日10日は大阪近郊のホールでリハーサルを行った。場所は明かされず、取材は全てシャットアウト。周辺に警備員約20人が配置される厳戒態勢だった。関係者のステージ立ち入りも制限されるなど、見守ったスタッフはわずか10人だった。

 ポールはリラックスして臨んだ。関西空港到着から一夜明けた10日午後4時40分ごろに会場入り。紺色ジャケットにジーンズとラフなスタイルで「ハロー」「コンニチハ」と笑顔でスタッフに声を掛けた。上着を脱いでシャツを腕まくりした格好でスタッフの冗談に反応して笑うなど終始和やかな雰囲気だった。

 約1時間半のリハーサルで計9曲を歌い、そのうち6曲が新アルバム「NEW」収録曲。関係者は「『NEW』発売後初のツアーなので確認の意味を込めてリハーサルしたのでは。曲目はまだ決まっていないです」と話した。