NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」のヒロイン杏(27)と夫役の東出昌大(25)の熱愛が発覚した。今日6日発売の女性セブンが、正月に東出の実家近くの大型ホームセンターで、仲良く買い物するツーショット写真を掲載。日刊スポーツの取材でも、昨秋に新幹線でのラブラブな2人の様子が確認されている。趣味や境遇など共通点も多く、自然に親密な関係に発展したとみられるが、共演ドラマ放送中の熱愛発覚は前代未聞だ。

 2人はドラマ同様に親密だった。女性セブンによると、杏は埼玉県内の東出の実家で、正月を過ごしていた。今月2日の正午すぎ、そろって東出の実家を出発して、近くにある大型ホームセンターの島忠へ。デッキブラシ、プランター、園芸用の土を購入したという。

 同誌は、購入物品を持ち、ニット帽と大きなマスク、黒いダウンジャケットと同じ格好で歩く2人の姿なども掲載している。日刊スポーツの取材でも、当日の2人の様子が確認され、複数の常連客が「杏ちゃんが何でここに!?

 と話題になっていました」「2人ともスリムで普通に横を歩いていました」と証言した。

 実は2人の熱愛情報は昨秋から浮上していた。本紙の取材では、「ごちそうさん」の収録がない土曜日の10月19日午前、ニット帽とサングラス姿の2人は収録先の大阪から東京に向かう新幹線のグリーン車にそろって乗車。居合わせた乗客は「乗客が少なくて、安心したのでしょうか。ニット帽もサングラスも外して、杏ちゃんは東出君の胸元に頭をつけて、もたれかかったりしていました。あのラブラブぶりは、付き合っているとしか思えない雰囲気でした」と断言した。昼すぎに品川駅で降車した後は、それぞれ別の降車口から出るなど、人目を気にしていたという。

 共演がきっかけでの熱愛は明らかだが、驚くほど共通点が多い。ともにモデル出身。杏は歴女(歴史好き女子)として有名だが、東出も収録休日に大阪城に足を運ぶ歴史好き。読書家のほか、食への好奇心も旺盛で料理が得意なのも同じだ。出会いも運命的で、約8年前、それぞれモデルとしてパリコレに参加。路上で遭遇し、あいさつを交わしている。他のドラマで共演機会があったが、共演シーンも多く収録期間も長い朝ドラが始まり、自然に距離を縮めたとみられる。

 昨年のNHK紅白歌合戦には、「ごちそうさん」の主題歌を担当するゆずの曲紹介でそろって登場。「せーの」と言い合い、自然に見つめ合った瞬間も、親密さをうかがわせた。現実に「ごちそうさん」では、収録時間以外でも仲むつまじく、「本物の夫婦みたいに見える時があります」と話す番組関係者もいる。

 ドラマは年末年始休みを終えて今日6日から再開する。12月25日までの平均視聴率22・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去10年間の朝ドラでは暫定1位で、このニュースでさらに注目されることは必至だ。しかし、堂々と熱愛宣言することははばかられるのか、杏の所属事務所は「共演者の1人として、仲良くさせていただいていると聞いてます」。東出の所属事務所は「(杏が東出の)実家に来ていたのは事実ですが、他の俳優仲間もいたそうです。交際とは聞いていません」とコメントするにとどめた。