児童養護施設を舞台にした日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)で、番組スポンサーのキユーピーが降板することが23日、分かった。同社は22日放送の第2話でもCM放送がなく、日刊スポーツの取材に「3話目以降の提供も取りやめます」と回答。水曜午後10時枠のスポンサー契約については「長期の契約なので今後、検討します」とした。

 第2話では、初回(15日放送)で提供社として表示された8社のうち、キユーピーのほか、エバラ食品工業とJX日鉱日石エネルギー(エネオス)もCM放送を見合わせ。エネオスも「提供の取りやめを検討しています」と降板が濃厚になっているほか、エバラも「ご意見を真摯(しんし)に受け止め、現在検討しております」と回答。花王、日清食品、富士重工業(スバル)、三菱地所、小林製薬の5社は提供クレジットの表示はなかったがCMは放送され、今後については「現時点で変更予定なし」「検討中」と対応が分かれている。

 この日は22日に放送された第2話の平均視聴率(ビデオリサーチ)が発表され、関東地区では初回から0・5ポイントダウンの13・5%、関西地区では1ポイント上昇の13・9%だった。