みのもんた(69)がレギュラーを務める文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜午後1時)が、3月末で終了することが17日、分かった。同番組は87年4月にスタートした長寿番組だが、27年の歴史に幕を下ろす。昨年9月に次男が窃盗未遂事件で逮捕されたことをうけ、スポンサー2社がこれまでCMの放送を自粛する異常な状態が続いていた。

 関係者によると、みのの次男の事件後5カ月たっても消費者の反応は思わしくなく、スポンサーにとってCMの放送再開の糸口が見つからない状態だったようだ。別の関係者は、みのが、昨年11月に行われた歌手島倉千代子さんの葬儀への参列を「カムバックにふさわしい舞台」と番組内で表現し、ネットなどで厳しい批判の声を浴びたのは痛かったと説明した。このまま新年度に入っても状況が改善する見込みがなく、いったん番組を終了することになった。