KAT-TUNが2年ぶりの全国ツアー「come

 Here」を7月8日から行うことが13日、分かった。10年に赤西仁(29)がグループを離脱、昨年秋に田中聖(28)が所属事務所から専属契約解除されて脱退し、4人体制で初めてのツアー。亀梨和也(28)は「6人だろうが5人だろうが感覚は変わらない。この流れになったからこそ、こういう形になったと前向きに考えていきたいです」。来月25日発売の新アルバム「come

 Here」を引っ提げたツアーになる。総動員予定数は30万人。

 02年に初公演を行った東京国際フォーラムで開幕する。当時CDデビュー前だったが、応募55万人が殺到して注目された。田口淳之介(28)は「初心に帰る気持ち。新たなKAT-TUNを見せられたら」。上田竜也(30)は「今、見る景色は以前とどう違うのかな」。中丸雄一(30)は「先輩たちのステージで憧れた特効(演出)がなく、声で『ドンッ!』と言ってました」と当時を振り返る。最終公演は大阪ドーム。2年連続のカウントダウン公演でツアーを締めくくる。

 これまでドーム球場が定番だったが、今回は収容人数2700人のグランキューブ大阪などファンと距離が近い会場も組み込んだ。亀梨は「ドームより近い空間の中でどんなことができるかというシンプルな思いがあります。2年後の10周年につなげられれば」。同規模会場の海外公演も視野に入れている。【近藤由美子】