V6の年長ユニット、20th

 Century(トニセン)が、「オン・ザ・タウン」(9月28日開幕、東京・青山劇場)でミュージカルに初主演することが14日、分かった。同作品は1944年(昭19)にブロードウェーで初演。レナード・バーンスタイン氏が作曲を担当するなど巨匠が名を連ねた名作で、日本では初演となる。49年に映画化(邦題「踊る大紐育」)され、ミュージカル映画としても大ヒットした。

 24時間の上陸許可が下りた水兵3人の恋を描くラブコメディー。映画版でジーン・ケリーが演じたロマンチストなゲイビーを坂本昌行(42)、フランク・シナトラが演じた生真面目なチップを長野博(41)、ジュールス・マンシンが演じたひょうきん者のオジーを井ノ原快彦(38)が演じる。制作側はトニセンに「友情で結ばれ、抜群のチームワークの3人を演じるにふさわしい」と期待を寄せる。

 3人の舞台共演も04年「SAY

 YOU

 KIDS」以来10年ぶりと久々。坂本は「今から非常にテンションが上がっております。初の3人そろってのミュージカルなので、これまでの経験を生かし最高のステージをお見せできれば」と意気込んでいる。