ストレスによる免疫力低下で2010年(平22)10月から活動休止中の歌手中森明菜(48)が、約4年ぶりとなる新曲の収録に向けて準備を進めていることが17日、分かった。集大成となるベストアルバム「オールタイム・ベスト-オリジナル-」とカバー曲を集めた「オールタイム・ベスト-歌姫-」を8月6日にリリースすることが決定。関係者は「自宅療養が続いているが、歌える状態にはなっている。体調を見ながら新曲の収録を実現させたい」と話し、明菜は「ベスト・カバーアルバム発売

 8/6水曜日ですっ…本当いいよっ××××いいアルバム-!」と記した直筆メッセージを寄せた。

 「-オリジナル-」は、明菜の楽曲を世に出してきたレコード各社がメーカーの枠を超え、デビューから32年間で発表した48枚のシングルから、厳選した29曲で構成。「スローモーション」や「少女A」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」の大ヒット曲に加え、10年7月にデジタル音楽配信のみでリリースされた「Crazy

 Love」も入る。このアルバムで新曲の収録が実現すれば、明菜にとって同曲以来の新曲になる。

 「オールタイム・ベスト-歌姫-」は、明菜が94年から出してきたカバー企画「歌姫シリーズ」から、「桃色吐息」(高橋真梨子)「瑠璃色の地球」(松田聖子)「傘がない」(井上陽水)「22才の別れ」(風)「恋」(松山千春)「いい日旅立ち」(山口百恵)「天城越え」(石川さゆり)など28曲で構成している。