タレントや著名人の出版記念握手会の聖地、東京・福家書店新宿サブナード店が11日、リニューアルプレオープンして、タレントの内田有紀(38)鈴木ちなみ(24)ラブリ(24)渡辺舞(25)が、テープカット式に出席した。同書店は、書籍だけでなく、CDや化粧品などの発売イベントも設置。今日12日のオープンから、「毎日タレントに会える書店」に進化する。

 握手会の聖地、福家書店新宿サブナード店が、スケールアップする。昨年のイベント回数は218回だが、担当者は今日を皮切りにその回数を増やすことを明言した。

 「今後は、歌手の方々のCDや、タレントさんがCMキャラクターの化粧品発売イベントなども、開催していくつもりです。握手・サイン会を増やしていきます」

 東京・秋葉原のAKB48劇場は「一年中アイドルに会える劇場」だが、こちらはアイドルから女優、俳優、文化人まで、幅広い著名人に「毎日会える書店」だ。同店の入るショッピングモールは、年2回休館日が設定されており、正確には「毎日のように」だが、運営側は、この2日以外は、イベントを開催すべく準備を進めている。

 テープカット式に出席した鈴木は「去年の私の初写真集『ちなみに…。』と先月のDVD『TOP

 OF

 THE

 WORLD2』のイベントも、ここでやらせていただきました」。渡辺は「私もいつか(写真集を出して)握手会をやりたいです」と、目を輝かせた。

 もう1つのコンセプトは「キレイになる本屋」だ。店内にアロマをたき、女性向けの書籍ばかり約2万冊を並べたカフェ風の書店に生まれ変わった。他店にはない試みで、内田は「温かく柔らかい雰囲気で癒やされますね。プライベートで、ふらっと立ち読みしに…、あっ、立ち読みはダメですね。買いに来ます」と笑わせた。ラブリも「私の大好きな海外のアート雑誌も置いてあって、センスあるな~って楽しくなってます」と胸を躍らせていた。

 外観には大型スクリーンも設置。AKB48や西野カナらのプロモーション映像が流されており、今後、唯一無二の書店として話題になっていきそうだ。【瀬津真也】