タレント中川翔子(29)がラジオ番組で宇宙トークを繰り広げる。この番組はTOKYO

 FMで明日15日に放送される「三菱電機presents星に願いを~Space

 Jukebox~」(午後3時)。中川は、宇宙ファンや天体マニアが集まる喫茶店の女性マスターという設定で、店の常連客役には、日本を代表する天文学者で国立天文台副台長の渡部潤一氏が登場する。

 「宇宙好き」を公言する中川が、渡部氏に素朴な疑問をぶつける形で番組は進行する。「南米チリの標高5000メートルにある巨大なアルマ望遠鏡で何が見える?」などの質問に、渡部氏が分かりやすく答えていく。10月には三菱電機が開発した気象衛星「ひまわり8号」が打ち上げられるが、その最新情報も伝える。

 また、この喫茶店にはひときわレトロなジュークボックスが置かれている。ガガーリンが人類で初めて宇宙に行った年に作られた「1961年

 AMi製

 XJCA-200

 Continental1」だ。常連客に囲まれ宇宙にまつわる曲を流しているうちに、ジュークボックスが宇宙と音楽にまつわるトリビアを語り出す。声は小林克也(73)が演じている。

 このトリビアが、興味深い。例えばチャック・ベリーの「ジョニー・B.グッド」にまつわるトリビア。現在地球から186億キロ離れた宇宙を飛んでいる探査機ボイジャーに、1枚のレコードが積まれている。いつか遭遇するかも知れない宇宙人へのプレゼントで、地球のさまざまな音楽や音が収録されている。その中に1曲だけ入っているロックンロールが「ジョニー・B.グッド」だ。果たして宇宙人にロックンロールが届く日は来るのだろうか。

 空が澄み、星や月がきれいに見える秋。しょこたんと宇宙に思いをはせてみては。

 放送日時は、地域によって異なる場合があるため、詳細は番組ホームページ(http://www.tfm.co.jp/negai/)まで。