シンガー・ソングライター平井堅(42)が、永作博美(43)主演で10月14日にスタートするNHKドラマ10「さよなら私」(火曜午後10時)の主題歌を担当することが21日、分かった。タイトルは「おんなじさみしさ」。女性の本音に迫る歌詞で、曲調はミディアムバラードだ。

 数多くのドラマや映画主題歌を担当してきた平井だが、NHKドラマは初めて。「あまちゃん」などを担当した同局の菓子浩プロデューサーから「平井さんなりのもう1つの物語を書いてほしい」と依頼され、「この言葉を言われたのは初めて」と快諾した。

 ドラマは、永作と石田ゆり子(44)演じる親友同士が、心の内に秘める羨望(せんぼう)や嫉妬、情愛を赤裸々に見せつつ、妻や女性として本当の幸せとは何かを問いかけるストーリー。登場人物と同年代の平井は「トンネルもあれば日だまりもある。歌とドラマから何かをつかんでいただけるとうれしい」と話し、永作も「テンポに逆らうように歌が進んでいくのが切なくて、こうやって生きて来たって思いました」と共感している。

 同曲は、10月29日から配信が開始され、CDリリースも予定されている。