今年のNHK紅白歌合戦、目玉はやっぱり「アナ雪」だ!!

 2014年、映画史上に残るヒットを記録したディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」が、紅白の特別企画コーナーになることが5日、分かった。日本語版でヒロインの声を担当した神田沙也加(28)と日本語版主題歌を担当したMay

 J.(26)は出演内定。NHK側は、劇中歌を歌った松たか子(37)の出演にも自信を見せている。

 「Let

 It

 Go~ありのままで~」を歌う松が、ようやくテレビで見られそうだ。NHKが極秘に進める紅白での「アナ雪」コーナーについて、詳しい関係者は「当然、松さんありきの企画」と断言した。

 「アナ雪」で、雪の女王・エルサの吹き替えを担当した松は、劇中で同曲を歌い、その迫力ある歌声が話題になった。しかし、テレビやライブでは一切、歌わずじまい。それでも、同関係者は「NHK側は、松さんに紅白で歌っていただけることに100%の自信を持っている」と明かした。松にとっても、紅白は自身の芸能人生を彩った特別な番組だ。96年に史上最年少の19歳で司会に抜てきされ、翌97年には歌手として初出場。恩返しをする絶好の機会になる。

 取材によると、アナ役で挿入歌「生まれてはじめて」などを歌った神田と、主題歌担当のMay

 J.の出演は内定。松サイドとは交渉中だが、NHK側は現段階でも、大きな手応えをつかんでいるという。

 NHK側は、「アナ雪」英語版でエルサ役を演じ、オリジナルの「Let

 It

 Go」を歌った米歌手イディナ・メンゼル(43)にも出演をオファーしているという。実現すれば、日米アナ雪キャストの夢の共演となり、最上級の目玉になりそうだ。

 ほかにも、神田とデュエット曲「とびら開けて」を歌ったハンス王子役の声優津田英佑(43)らの出演も濃厚。関係者は「昨年は『あまちゃん』コーナーが大好評だったが、今年はそれ以上の成果になるかも」と話している。

 ◆「アナと雪の女王」

 ウォルト・ディズニー製作のアニメ映画。触れるものを凍らせる力を持つ女王のエルサは、国を氷に包んでしまう。悲しみ、山にこもった姉エルサを救おうと、妹アナが雪山へ向かう。世界中で大ヒットし、日本語吹き替え版の興行収入は250億円以上。神田、松、May

 J.の歌声も入ったサントラ盤アルバムは、約90万枚を売り上げている。