フジテレビのカトパンこと、加藤綾子アナウンサー(29)が27日、司会を務める「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)の生放送中に体調を崩し、画面から消えた。番組開始から10分が過ぎた同5時37分ころには画面から消え、最後まで戻ることはなかった。

 カトパンが消えた。絶対的エース、加藤アナが生放送中にまさかの離脱だ。冒頭では、いつも通り笑顔を見せていたが、午前5時37分から姿を消し、スポーツコーナーでは、新人のユミパンこと永島優美アナ(22)が代役を務めた。

 その後の約2時間は、加藤アナ不在への言及はなく、終了間際にMCでコンビを組む三宅正治アナ(51)が「番組の途中で体調を崩しまして出演を控えさせていただきました。大変ご心配をおかけしました」と説明した。同局広報部は、風邪のひきかけで、貧血気味だったが大事はないとしている。週末は25日がイベント出演で、26日は公休だったという。

 加藤アナは入社年の08年10月から、「めざにゅ~」、10年10月からは「めざましテレビ」のレギュラーとなり、約6年間早朝番組に出演してきた。現在も深夜に起床し、午前4時には東京・台場のフジテレビに入る日々。通常なら午後8時前後には就寝すると思われるが、オリコン「好きなアナウンサー」女性部門で11年と12年に1位に輝いた人気アナの加藤アナの場合は、ほかの仕事も多い。

 夏の「27時間テレビ」、期末期首の特番には欠かせない存在で、局関連のイベント出演も多い。10月からは、週に2回の「バイキング」と、「クイズ!それマジ!?ニッポン」の進行役から外れ、「めざまし-」以外のレギュラーは現在、「さんまのホンマでっか!?TV」(水曜午後9時)のみ。それでも、夜の番組収録に参加後、「めざまし-」に出演することもあるといい、局内外から「加藤アナ使われすぎ」の声は消えていない。状況は、10年に「過労退社」と伝えられた高島彩アナ(現在フリー)に似ている。

 フジテレビ広報では「スケジュールについては休みを取れるように配慮しています」と説明。今日28日の放送から復帰予定という。