来年4月に入社予定のアナウンサー内定を取り消された東洋英和女学院大4年生の笹崎里菜さん(22)が、日本テレビを相手に起こした「地位確認請求」訴訟の第1回口頭弁論が14日、東京地裁で行われた。日本テレビ側の代理人は出席しなかったが、請求棄却を求めて争う姿勢を示した。

 これって典型的な引き延ばし、嫌がらせじゃないですかね。笹崎さんからすれば何十年という人生を取り消されたようなもの。上場企業として欠席、引き延ばしという姿勢は認められるべきではない。ひきょうな感じで、人気NO・1の日テレらしくないです。

 ホステスという職業についても、どこで線引きをするのかで問題があり、職業選択の自由もあります。確かに入社後、「ホステス歴のあるアナウンサーを出すな」という視聴者からクレームはあるでしょう。でも、それを受け入れてしまうのは間違いですよ。

 今後ですが、笹崎さんが日テレ入社をあきらめ、フリーアナになっても成功は難しい。理由は「女性アナが飽和状態」だから。今、在京のフリーの女性アナは計1000人はいる。その中で、実績のない彼女がやっていくのは無理だと思います。一番いいのは、日テレが彼女と仲直りしてアナウンサーとして入社させること。そうすれば、日テレもかっこいい。ミスを正せるということですから。それに笹崎さんは、来年4月入社女性アナ内定者の全体でNO・1の存在。希望をかなえてあげてほしい。(元フジテレビ、フリーアナウンサー長谷川豊=39)