俳優陣内孝則(54)が19日、都内で行われた「劇場版

 仮面ライダーウィザード」「劇場版

 獣電戦隊キョウリュウジャー」(ともに8月3日公開)の完成披露会見で、大ヒットを目指す“マニフェスト”を発表した。仮面ライダーソーサラー役の陣内は、まるで参院選立候補者のように声を張り上げた。「長年、社会保障の充実、消費税値上げ反対、そして出演料の賃上げ要求…暮らしを豊かにするために頑張ってきました」と叫んだ後、「(目標は)メガヒットでございます!!

 目指せ『アバター』『タイタニック』。せめて勝ちたい『風立ちぬ』。よろしくお願いします!!」。記録的なヒットで知られるハリウッド映画を引き合いに流ちょうにまくし立てた。

 史上最高齢54歳で仮面ライダーを演じる意地もあった。友人から「もっと落ち着いた作品に出ればいいじゃないか」と言われたというが「なぜ出たか?

 興行成績がいいから、中身がいいからでございます」。

 舞台あいさつでは「よい子の皆さんより、お母さんの方がもっと好き。大人になって正直に生きるとは、こういうこと」など言って笑わせた。【村上幸将】