俳優たちの世代交代はなるのか!?

 松坂桃李(24)綾野剛(31)らが24日、都内で行われた映画「ガッチャマン」(佐藤東弥監督)初日舞台あいさつを行った。松坂はこの日、一緒に登壇した中村獅童(40)岸谷五朗(48)に対し、「こんなとんでもない先輩がいて、早くたどり着こうと思ってるのに、なかなか上に上がっていけない」と苦笑した。

 きっかけは20分に及ぶあいさつにあった。子供の頃からアニメで見ていたという獅童が「(出演の)話をいただいた時、僕は(ガッチャマンの)ジョー役だと思ってたら…全然違っちゃってた」とぼやきはじめた。自分がガッチャマンと敵対する組織ギャラクターのNO・2イリヤなのが納得できない様子。綾野も「『おい、剛!

 お前、ジョー役代われよ。イリヤやれよ』って」と、獅童から迫られたことを打ち明けた。

 すると獅童、「だって僕、ジョーだと思ってたんだもん」とおどけはじめた。たじたじの綾野は「そんな、かわいく言ってもダメですよ!」と突き放した。

 さらには南部博士役の岸谷がマイクを握ると、これも「ガッチャマン世代」らしく、思い入れあるコメントで場内を沸かした。ノリノリの先輩2人に、壇上の主導権を握られた綾野は「いやぁ…先輩、持ってるなぁ。獅童さんも岸谷さんもパワーがある。前にグワッと来られると、とてもじゃないがかなわない。席をそろそろ譲って休んでいただいて…」。初日を盛り上げてくれたことに感謝しつつ、本音!?

 を漏らしていた。【村上幸将】