俳優松坂桃李(25)が、来春公開予定のラブコメディー映画「ピース

 オブ

 ケイク」(田口トモロヲ監督)で、初のオカマ役を演じることが12日、分かった。同作は、03~08年に漫画誌「FEEL

 YOUNG」に連載された同名漫画が原作。24歳の志乃(多部未華子)が、恋人と別れてボロアパートに転居して展開する恋物語で、松坂は志乃の親友役として、オネエ言葉をフル活用する。

 「台本を手にしてワクワクしました。おかまの天ちゃん、原作に負けないくらい愛すべきキャラクターに作り上げていけるよう、丁寧に楽しんで演じていきたいと思います」

 もう1人の親友役は、木村文乃(26)で、「多部さんと舞台でご一緒させていただいていた時、今度はもっと楽しい友達の役でそばにいられたらなぁと思っていたんです」と笑顔。元AKB48で「スーパー研究生」と呼ばれていた光宗薫(21)も、ヒロインのミステリアスな恋敵として出演する。「繊細なところが多い役です。表現の方法も深く考える必要があって、難しく、面白いんです」。

 志乃が一目ぼれする隣人でアルバイト先の店長、京志郎は、綾野剛が演じ、宮藤官九郎(44)らも共演者に名を連ねている。