中井貴一(53)主演の映画「アゲイン

 28年目の甲子園」(大森寿美男監督、17日公開)の完成報告会見が7日、都内で行われた。

 現ソフトバンク監督の工藤公康(51)を父に持つ工藤阿須加(23)が、高校時代に三塁手だった主人公の若かりしころを演じた。野球経験がなく、父にアドバイスを求めたという。「『長嶋(茂雄)さんをイメージすればいい』と言われたんですけど、現役のころを見たことがないので分からなかった」と苦笑い。「野球中継を見ながら動きを見て勉強しました」と結局は自己流で研究したという。中井は「僕も王さん、長嶋さんは大好きだったけど、みんなに同調するのが嫌で阪神の27番をつけてました」と少年時代を振り返った。波瑠(23)柳葉敏郎(54)大森監督が登壇した。