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作品賞

普遍的な愛描く「ブロークバック・-」

外国作品賞を受賞した沖田敦氏は花束を受け取り笑顔(撮影・為田聡史)
外国作品賞を受賞した沖田敦氏は花束を受け取り笑顔(撮影・為田聡史)

  外国作品賞の「ブロークバック・マウンテン」は、配給のワイズポリシー・沖田敦代表取締役が出席。同映画は今年の米アカデミー賞でも監督賞など3部門を受賞し、カウボーイ2人の20年間に及ぶ秘めた同性愛を描いた。沖田代表は「こんな小さい会社が、こんなにすごい大舞台に呼ばれるというのは、アン・リー監督のおかげ。すごく日本に来たがってました」と、あいさつ。テーマに同性愛を扱っていることには「変な固定観念を持たずに見ていただきたいと思います。普遍的な愛を描いています」と話した。

[2006年12月29日 紙面から]

 

「ブロークバック・マウンテン」
 20歳のとき農牧場で恋に落ちたイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。1度は別れたが、再会後はお互いの家庭を崩壊させながらも20年間の逢瀬を繰り返した。同性愛の行き着く先は幸せではなく厳しい現実だった。


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