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海老蔵が舞台復帰、右足けがから1カ月半

 歌舞伎俳優市川海老蔵(29)が1日、東京・渋谷シアターコクーンで幕を開けた「ドラクル」(26日まで)で1カ月半ぶりに舞台復帰し、ファンに元気な姿を見せた。

 海老蔵は大阪公演中の7月13日、楽屋の風呂場のガラス扉を蹴って右足に15針縫うケガを負い、そのまま舞台を休演した。片岡仁左衛門(63)らが代役し、父の市川団十郎(61)は「多くの方に迷惑を掛けた。反省してほしい。自己管理がなっていないし、周りのことを見極めて行動しなくてはいけない。僕は同情しません」としかった。それだけに、海老蔵は療養しながら、8月初めから「ドラクル」のけいこに没頭。この日の幕開きとなった。

 物語の舞台は18世紀フランス。ドラキュラ伝説をモチーフに、自らの存在を悔い神に祈る吸血鬼の男(海老蔵)と彼を愛した女(宮沢りえ)の悲しいラブロマンス。足はほぼ完治しており、舞台上の激しい動きにも支障なし。役作りのために好きな酒を断って減量に努めた結果、よりシャープな貴公子ぶりとなった。立ち見も出る満員の観客を前に、口から真っ赤な血をしたたせるホラーシーンや、りえとのラブシーンを見せた。

[2007年9月2日7時36分 紙面から]

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