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落合竜、視聴率は低調

日本一を決めた瞬間、歓喜の表情を見せた中村紀ら中日ナイン(撮影・加藤哉)
日本一を決めた瞬間、歓喜の表情を見せた中村紀ら中日ナイン(撮影・加藤哉)

 1日にテレビ東京が放送したプロ野球日本シリーズ中日-日本ハム第5戦(ナゴヤドーム)の関東地区の平均視聴率が同シリーズが完全ナイター化された95年以降、日本一決定試合としては最低の12・7%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関西地区はテレビ大阪5・9、サンテレビ2・9%)。これまでの最低は04年に西武が中日を下した第7戦の16・9%だった。

 テレビ東京は「日本一が決まる試合を放送できて光栄でした。緊迫した投手戦の好ゲームでしたが、その分期待しているほど視聴率は伸びませんでした」と厳しく受け止めている。それでも、放送した午後6時から同8時54分の同時間帯でそれを上回ったのはNHK「ニュース7」の14%だけと健闘。落合監督が胴上げされた同8時38分は24・8%と、中日先発山井が8回まで完全試合を続けた効果もあり、終盤は高い数字を記録した。

 ただし、第2、3戦が史上初の1ケタに終わるなど、テレビ各局の受けたショックは大きい。シリーズを放送したある局の幹部は「これまで日本シリーズは特別という認識だったが、そうではなくなった。昨年と同じカードでこれだけ差があると考えさせられる」と話した。

 同シリーズは出場球団から推薦を受けた局が日本プロ野球機構から放送枠を割り当てられる。そのため、各局とも実績づくりのため、ある程度の試合数を放送してきた。野球中継の視聴率が低迷し、リスクを負ってまでシリーズの放送権を目指していたが、「本番」の視聴率低迷は公式戦の放送体制の再考まで迫られる。

 また、1億円超とされるシリーズの放送権料や週末のデーゲームの復活、メジャーリーグのように注目度の高い開幕戦を水曜日に移動するなど、テレビ局の要望でシリーズの運営見直しの可能性もある。

[2007年11月3日9時3分 紙面から]

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