このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > ニュース


芸能メニュー

小朝・泰葉さん離婚「夫婦から援助交際」

小朝の「これからは援助交際」の言葉に泰葉さんは「どーもすいません」ポーズ
小朝の「これからは援助交際」の言葉に泰葉さんは「どーもすいません」ポーズ

 落語家春風亭小朝(52)と元タレント泰葉さん(46)が13日、東京・日比谷の帝国ホテルの金びょうぶの前でそろって離婚会見を行った。12日に離婚届を提出し、19年の結婚生活に終止符を打った。イベントのプロデューサー業で多忙となった泰葉さんが9月に「奥さんのポジションを外してほしい」と離婚を申し出た。小朝も了解したが、離婚後も同じマンションに住み当面は生活の面倒も見ることから「夫婦から援助交際に変わっただけ」と仲良し離婚を強調した。

 離婚した小朝、泰葉さんに加え、泰葉さんの弟の林家正蔵(45)いっ平(36)が同席。しかも、泰葉さんのリクエストで金びょうぶを前に、時折、報道陣から笑い声が起こるなど異例ずくめの離婚会見となった。

 離婚は泰葉さんが切り出した。父林家三平さんの命日の9月20日。来年のNHK大河ドラマ「篤姫」の脚本家田渕久美子さんと事務所を設立し社長業を始めた泰葉さんが「仕事に集中できないから、奥さんというポジションを外してほしい」と申し出た。小朝は「エッという感じだった。お手伝いを雇ったらと言ったが、彼女はすべてをやりたいタイプで、考えは変わらないという。離婚届は19年の感謝を込めたラブレターです」と明かした。

 2人は88年に結婚。シンガー・ソングライターだった泰葉さんは芸能活動を休止し、おかみさん業に専念。子供はいなかった。小朝は「本当によくやってくれた」と振り返ったが、泰葉さんには不満があった。「すべての生活パターンが落語。普通に『さんまがおいしいね』と言いたいのに『目黒のさんまは先代馬生さんが面白かった』という話になる。普通の夫婦の会話がなかった」。

 2年前、皮肉にも正蔵の襲名パレードが泰葉さんの転機になった。裏方として石原プロモーションの幹部にしごかれ、イベントの面白さに目覚めた。「落語とは別の世界に行きたくなった。師匠のおかみさんでいることに疲れました」。弟の襲名に尽力する小朝に泰葉さんが「正蔵と私とどっちが好き?」と尋ねることもあった。小朝は「弟より1歩も2歩も先にいたかったんだと思う」。今年に入って夫婦でテレビ出演したが、それは泰葉さんの思い出づくりでもあった。

 「19年は修業期間。師匠を尊敬しすぎて、師弟みたいでした」と複雑な胸の内も明かした。小朝も「かわいがり方が間違っていた」と反省し「朝、僕が彼女を『おーい』と起こすと、彼女の『ふぁーい』という返事がもう聞けなくなると思うと寂しい」。

 離婚後も別の部屋だが同じマンションに住み、事務所が軌道に乗るまで生活の面倒も見る。小朝は「今も好きだし、仲は本当にいいんです。夫婦から援助交際に変わるだけ」と笑わせた。謎掛けの質問に、小朝らを尻目に泰葉さんが「会見と掛けて、泰葉と解く。その心は、小朝(怖さ)知らず。どーもすいません」。浮かない表情の小朝や弟とは対照的に、芸能活動を再開し「自立してバンバン稼ぎたい」という泰葉さんの元気の良さが際立った。

[2007年11月14日9時8分 紙面から]

  • エヌスクへ
関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー


「小朝・泰葉さん離婚「夫婦から援助交際」」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ