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Hey!Say!最年少東京ドーム公演

 ジャニーズの新グループHey!Say!JUMPが22日、史上最年少の東京ドーム公演を成功させた。平均年齢15・2歳。CDデビューから38日目で国内最大規模の公演会場に立った。来夏、都内で2カ月に及ぶ長期公演を行うことも発表。NEWS、KAT-TUNなどジャニーズの結成間もないグループによる夏休みの同一会場長期公演は、ここ数年の恒例。Hey!Say!JUMPも先輩グループにならい、結束力の強化、スキルアップを目指す。

 メンバーはメーンでステージに立った喜びを素直に表した。最近までKAT-TUNら先輩グループの東京ドーム公演のバックダンサーを務めていた。薮宏太(17)は「ファーストコンサートで東京ドームなんて本当にうれしい」。中島裕翔(14)もファン5万5000人で埋まった場内を見渡し「すごいなあ。圧倒されます」と喜んだ。

 東京ドーム公演はSMAPやKinKi Kidsなど先輩グループが成功させてきたが、平均年齢15・2歳は史上最年少。11月14日にシングル「Ultra Music Power」でデビュー。38日目の同所公演はタッキー&翼と同じ。八乙女光(17)は「みなさんに感謝です」。

 デビュー公演がいきなり国内最大級のステージとなったが、歌唱力、表現力、パフォーマンスに磨きをかけるため、来年7、8月の2カ月間、都内の特設会場で長期公演を行う。04年夏、デビュー間もないNEWSやデビュー前のKAT-TUNが東京・原宿で長期公演を行った。翌05年もNEWSが品川で長期公演。1日2公演ペースで長期公演を同一会場で行うことはキャリアの浅いグループにとってスキルアップや結束力強化につながる貴重な機会だ。

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長から「平成を代表するグループに」と願いを込めて名付けられたHey!Say!JUMPにとっても大切な意味を持つ公演となる。薮はこの日「夏休みはしっかりとスケジュールを開けておいてください!」とファンに呼びかけた。

 この日はジャニーズの公演では過去最大規模となる250人のジャニーズJr.(デビューを目指すレッスン生など)が参加。V6井ノ原快彦(31)嵐の櫻井翔(25)も応援に駆けつけて後輩の門出を祝った。

[2007年12月23日7時43分 紙面から]

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