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アッコ明かす、倖田がツアー延期希望
1月末のラジオ番組で「35歳を回ると羊水が腐る」と不適切発言し、7日のニュース番組で謝罪した歌手倖田来未(25)が、復帰舞台とされている4月のコンサートツアーの延期を希望していることが9日、分かった。倖田から電話で相談を受けていた和田アキ子(57)がこの日、明らかにした。
和田によると、倖田は「まだ活動するべきではないと思います」と、所属事務所のエイベックスに対し、4月以降も活動自粛する意向の旨を伝えているという。一方、エイベックス側は倖田を説得して、予定通りに全国ツアーを開催したい意向のようだ。
エイベックス関係者は「深く反省している本人と相談していく中で(ツアー中止や延期の)不安も出たとは思いますが、全国ツアーは4月12日から予定通り行います」と話している。ツアーは16公演が予定されており、仮に延期にでもなれば損害額は数億円に上るとみられる。
倖田の反省ぶりは、和田がこの日、騒動の発端となったニッポン放送「アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)の中でも明かした。“芸能界のご意見番”は冒頭からアドリブで切り出した。「ニッポン放送は、私に何や言うてる場合やないでしょ。1人のアーティストの~、大変やね」。台本にはない倖田の話題に、相棒の垣花正アナウンサー(36)は、思わず絶句した。
続けて倖田の近況について「毎日彼女と電話で話してる。かばうわけやないけど、すっごい大反省してる。一昨日(7日)は受話器の向こうで、ビービー泣きじゃくってた」と説明。テレビでの謝罪インタビューについても「彼女は『私の発言で人を傷つけたのだから、自分が泣いちゃダメ』と歯を食いしばってたのに、予想外の質問に堪えきれなくなっちゃったみたい」と、裏事情を話した。
和田は、今回の不適切発言の反省を強く促した上で「こんなことになったからこそ、これからいい詞が書けて、歌えるはず」とゲキを飛ばしたという。
[2008年2月10日8時48分 紙面から]
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