芸能

Ｒｅｈａｂを日本人歌手が世界初のカバー

　今年の米グラミー賞で最優秀レコード賞など最多５冠を獲得した英Ｒ＆Ｂ歌手エイミー・ワインハウス（２４）のヒット曲「Ｒｅｈａｂ」を日本人歌手が世界で初めてカバーする。素性がベールに包まれた女性歌手Ｙｕｋｉ－Ｋ（ユキケイ＝年齢非公表）が、原曲を日本語詞にしたシングル「Ｒｅｈａｂ－女神たちの休息－」を２０日に発売する。

　グラミー賞でエイミーの知名度が急上昇したが、企画は同賞の前から始まっていた。スタッフが初カバーを発案し、人選を進める最中にビヨンセの「リッスン」（映画「ドリームガールズ」の劇中歌）のカバー音源を持ち込んでいたＹｕｋｉ－Ｋに出会ったという。録音は昨年末に終え、エイミーの担当者ダーカス・ビーズ氏も「オリジナルにかかわった人間は、今回の『Ｒｅｈａｂ』を聴いたら僕と同じように熱狂するはずさ」と太鼓判を押した。

　ナゾだというＹｕｋｉ－Ｋの素性について、発売元のユニバーサルミュージックは明かしていないが、ＣＤを手にした有線関係者は「『あなたのキスを数えましょう』に似た歌声、写真の面影は、小柳ゆきにしか見えない」と話している。

［2008年2月20日8時45分　紙面から］

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