1984年以来、44年ぶりの夏季五輪開催が決まったロサンゼルスでは13日、市民からおおむね歓迎の声が上がった。11年後の2028年開催には「準備に十分な時間がある」「まだまだ先の話」と意見が分かれ、今後の工事増加に懸念を示す人もいた。

 「28年で良かった。スタジアムが建設中だし、地下鉄工事も続いているからね」と話すのは、デザイナーのラマン・ムスタファさん(32)。「テロ事件が起きたパリは人々の結束を示す機会が必要だ。ロスはその後で構わない」とうれしそう。

 作家のクリス・ガルシアさん(40)は「子どもの時にロス五輪を見たのが良い思い出だ。ただ、五輪開催は経済的にどれぐらいメリットがあるのか心配だ」と漏らした。

 「開催は歓迎だが、ロスには交通渋滞などの問題も多い」と医療センターに務めるキャロル・ガルシアさん(36)。12年のロンドン五輪開催時にロンドンで暮らしていたというデザイナーのレイトン・ヘインズさん(36)も「家賃などの物価が高くなりそうだし、少し複雑な気持ちだ」と話した。(共同)