和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育されている雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」が25歳の誕生日を迎えた14日、園内でお祝いのイベントが開かれた。

 人間であれば70歳くらいに当たるが、園内では元気に暮らしている。楽な姿勢で日々を過ごしてもらおうと、プレゼントは木製の肘掛けいす(幅150センチ、奥行き100センチ、高さ85センチ)になった。永明はさっそく気に入った様子で、いすの上でくつろぎ、来園者を和ませた。

 大阪府高槻市から家族3人で来た会社員上垣和哉さん(31)は「これからも頑張ってほしい」と話した。

 永明は1992年9月14日に中国・北京の動物園で生まれ、94年9月に和歌山へ。パンダファミリーの「お父さん」として知られ、2008年に死んだ雌の「梅梅(めいめい)」との間に6頭、現在も施設にいる17歳の「良浜(らうひん)」との間に8頭の子どもをもうけた。末っ子になる雌の「結浜(ゆいひん)」は今月18日に1歳の誕生日を迎える。

 施設によると、子どものうち11頭は繁殖のために中国へ渡り、うち4頭は親になっている。永明は飼育下で自然交配し、子どもが誕生したジャイアントパンダでは世界最高齢。(共同)