民進党の小川敏夫参院議員会長は12日、党所属参院議員の多くは衆院選後に希望の党(代表・小池百合子東京都知事)に合流しないとの見通しを示した。

 その上で、立憲民主党や民進党出身の無所属議員らとの再結集を目指す意向を表明した。合流を主導した前原誠司氏が民進党代表にとどまるのは困難とした。東京都内で記者団の質問に答えた。

 前原氏は、衆院側に続き、選挙後に参院側も希望に加わることを想定している。だが報道各社の序盤情勢調査で希望が伸び悩んだこともあり、混乱する可能性が出てきた。

 民進党は9月28日の両院議員総会で希望との合流を決定した。これに関し、小川氏は「衆院選の戦い方を決めただけだ。民進党をどうするかは、何も議論していない」と強調した。

 さらに希望で民進党の政策を実現するのは難しくなっていると説明。「参院議員の過半の人が希望に行かない意思表明をしている。議論すれば希望に合流する機関決定は出ない」と明言した。前原氏に関しては「希望に行く人だ。民進党を管理するのはおかしい」と突き放した。

 衆院選後の民進党の在り方に関し「立憲民主党だけでなく、無所属の人も、希望に行った人も含めて大きな勢力となり、民進党を取り戻したい」とした。街頭演説でも「民進党は不滅だ。これからも存続する。選挙後、これまで一緒にやってきた民進党を大きな軸として結集し安倍自民党政権を打倒する」と訴えた。(共同)