神奈川県大井町の東名高速道路下り線で6月、大型トラックがワゴン車に追突し静岡市の夫婦が死亡した事故で、進路をふさぐなどで事故を誘発したとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで県警に逮捕された石橋和歩容疑者(25)の車が、ワゴン車の進路を約1分間にわたって妨害した疑いがあることが12日、分かった。

 捜査関係者によると、石橋容疑者は事故現場から約1・4キロ手前の中井パーキングエリアで駐車位置を巡り萩山嘉久さん(45)から注意されたことに逆上。ワゴン車を追い掛けて何度も車線変更して進路をふさぎ、追い越し車線で無理やり止めさせた。注意されてから停車させるまでの時間は約1分半だった。

 石橋容疑者には、ワゴン車のドアを開けさせ2列目に座っていた萩山さんの胸元をつかんで車外に引きずり降ろそうとした暴行の疑いもある。当時、萩山さん一家は遊びに来た東京から帰宅途中で、萩山さんは中井PAで妻友香さん(39)と運転を交代。高速上で停車して約3分後に追突事故が起き、萩山さんと友香さんが死亡した。