福島県警双葉署は23日までに、東京電力福島第1原発事故で避難し無人になった住宅から給湯器を盗んだとして、窃盗の疑いで、無職鷺孝正容疑者(50=福島県いわき市)と、息子の無職佐藤尚己容疑者(24)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、22日午前10時半ごろ、原発事故による避難指示が今年4月に大部分で解除された同県富岡町の住宅で、屋外に設置された給湯器1台を盗んだ疑い。

 近所の住民が現場から出て行く不審な車を目撃し、通報を受けた署員が車に乗った両容疑者を発見した。車からは複数の給湯器が見つかった。署には富岡町の避難者などから、給湯器やエアコンの室外機が盗まれたという相談が数件寄せられており、関連を捜査している。(共同)