宅配便最大手のヤマト運輸が、年末に働くアルバイトの運転手を確保するため、神奈川県の一部地域で昨年より500円高い時給2000円を提示して募集を始めたことが14日、分かった。荷物の多い年末は人手不足が深刻化する恐れがあり、時給を上げて人材を獲得する。

 ヤマトによると、今回の時給2000円は12月末までの短期募集が対象。ヤマトのアルバイトの募集で全国的に最も高い水準とみられる。神奈川県は運転手が集まりにくく、時給が高めの傾向があるという。

 インターネット通販の拡大傾向が続く中、年末はお歳暮やクリスマスの荷物も重なるため、ドライバー不足の懸念が特に高まる。物流業界で人材獲得の競争が一段と激化してきた。

 ヤマトは従業員の長時間労働が問題となっており、労働環境の改善を進めるために人材の獲得を積極化している。(共同)