京都市の世界遺産・二条城で27日、本年度の入城者数が41年ぶりに200万人を超え、記念セレモニーが開かれた。外国人観光客が増えているほか、大政奉還から150年の節目で関連行事が多く開かれたこともあり、入城者数は過去最多を更新する見通し。

 元離宮二条城事務所によると、記録が残る1953年度以降、過去最多は大阪万博が開かれた70年度の約211万人。

 15代将軍の徳川慶喜は1867年、二の丸御殿の大広間で、朝廷に政権を返上する大政奉還を発表。今年は150年を記念し、城のライトアップや関係自治体を集めたサミットが開かれた。

 200万人目になったのは、家族旅行で訪れた静岡県御前崎市の会社員川口良幸さん(40)。二条城のマツでつくった門松などが贈られ「自分が小さい頃に家族で来た場所で、子どもを連れてきたかった。良い記念になった」と話した。

 来年は明治維新150年に当たり、門川大作京都市長は「しっかりと歴史に学び、文化財を生かして日本中を元気にしたい」とあいさつした。(共同)