北海道警倶知安署は10日、道西部の共和町や蘭越町にまたがる標高約980メートルの前目国内岳(まえめくんないだけ)で、ニセコ町ニセコの山岳ガイド小林明弘さん(29)が行方不明になったと明らかにした。遭難した可能性があるとして、11日朝から消防と捜索する。

 署によると、小林さんは10日午前10時20分ごろ、「前目国内岳に登る」と同僚に伝え、テントなどを持たない軽装備でニセコ町の勤め先を出発した。夕方になっても戻らないため、同僚らが同町に隣接する蘭越町の登山口に向かい、近くで小林さんが使っていた車を発見、110番した。

 小林さんはこの日、仕事が休みで、1人で山に登ったとみられる。携帯電話や無線機を持っていたが、連絡が付かないという。

 札幌管区気象台によると、共和町や蘭越町では10日昼前後、風雪注意報や大雪注意報が出ていた。(共同)