立命館大(京都市)の道関隆国教授のチームは11日、電気を無線で送る「ワイヤレス給電」を使った「光るつけまつげ」を資生堂と共同研究し、試作品が完成したと発表した。緑色に光り、音に合わせて点滅する。「歌手のコンサートで使ってほしい」としている。

 試作品は送電装置から約10ワット分の電力に相当する電磁波が送られ、つけまつげの根元にある長さ約35ミリ、重さ約0・2グラムの小型の受電機で受け、発光ダイオード(LED)が点灯する仕組み。

 既製品の光るつけまつげには配線が見えてしまうなどの制約があった。試作品は健康被害が出ないよう、送電装置から1・5メートル離れて使用しなければならない。製品化には安全性の確認などが必要で、販売時期などは未定。

 男子学生4人が開発に携わり、実際にまつげを付けてみたり、女子学生に意見を聞いたりして改良した。(共同)