勤務していた小学校の女児7人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ罪などに問われた元講師の男(28)に京都地裁は25日、「教職の立場を利用した犯行は計画的で、悪質性は極めて高い」として、懲役9年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。被害者の特定を避けるため、公判は被害者だけでなく、被告も匿名にして審理された。

 御山真理子裁判官は判決理由で「写真撮影や検尿を装うなどしてわいせつ行為に及んだ」と指摘。「女児の尊厳を踏みにじるもので、将来の悪影響も懸念される」と非難した。

 判決によると、2015年3月から17年5月にかけ、京都府内の小学校などで、担任で受け持つなどした当時6~11歳の女児7人に対し、衣服を脱がせたり、体を触りなめたりするなどのわいせつ行為をし、その様子をスマートフォンやカメラで動画撮影して児童ポルノを製造するなどした。(共同)