コカ・コーラシステムは13日、九州地区限定で5月28日から缶酎ハイ「檸檬堂(れもんどう)」シリーズを発売すると発表した。世界で展開するコカ・コーラグループが自社ブランドとしてアルコール飲料を発売するのは初めて。

 拡大する日本の缶酎ハイ市場で、消費者の反応を探る実験的な意味合いがある。販売動向を見極め、今後本格的に展開するかどうか判断するとみられる。

 発売するのは「定番レモン」「塩レモン」「はちみつレモン」の3種類で、アルコール度数をそれぞれ5%、7%、3%にした。いずれも350ミリリットル缶で希望小売価格は162円。

 日本コカ・コーラの広報担当者は、国内清涼飲料市場は成熟していると指摘し、一段の成長のために「酎ハイ市場は非常に類似しており、チャンスがあるかどうか試したい」と話した。

 英紙などによると、コカ・コーラは1970年代後半に短期間、ワイン事業に携わったことがあるという。(共同)