学校法人「加計学園」(岡山市)が運営する岡山理科大の2018年度入試で、新設された獣医学部(愛媛県今治市)を除く既存6学部全ての受験者が前年より減ったことが13日、同大学への取材で分かった。広報担当者は「加計学園を巡る一連の報道が影響した」としている。

 15~17年度の既存学部の受験者は延べ6500人超で推移していたが、18年度は延べ約4900人だった。一方、獣医学部は初めての入試で、定員200人に対して延べ2千人超が受験した。

 担当者は、関西圏にある他大理系学部の人気は前年並みだったことから「減少は固有の事情があったと認めざるを得ない」と分析。「受験生が関心を持ってくれるよう、研究内容のアピールの仕方や入試制度を見直し、4~5年かけてブランド力の回復を図りたい」と話した。(共同)